荒井城 (あらいじょう)
最寄地 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1793-5 2014.7.1 2016.1.23
荒井城 (あらいじょう)
最寄地 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1793-5 2014.7.1 2016.1.23
公園東側入口
城址碑
空堀
城址公園
城址公園
荒井城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 東海道本線「真鶴駅」より国道135号線を南西に約70m行った所より東に約100m行った表記番地南より登ると、高台に「荒井城址公園」駐車場がある[マップコード717 541 222*45](地図)。途中の道は狭く、急坂となっている。
真鶴駅前の有料駐車場より徒歩の場合:県道739号線の10m南に平行した道路を東に200mほど進むと、城跡碑のある入り口に着き(地図)、こちらを勧めたい。
公園は駐車場の下段にあり、北側の公園入口に城跡碑がある。そこを登った右手に空堀が残る。公園として整備され、梅林、自由広場、ピクニック広場等があり、桜が植えられている。遺構は少ない。
【構造】 自然の地形を利用した周囲2㎞ほどの谷戸構えの構造は、県西地方では珍しいものといわれ、付近に城口、城の本などの関連する地名が残っている。山頂一帯の釈迦堂遺跡は、縄文式土器や石器類の出土で知られている。『石碑文』
【歴史】 永保三年(1083年)に始まった後三年の役において、源義家に従って活躍した荒井実継の居城と伝えられている。
荒井氏の後は鎌倉幕府の有力御家人である土肥氏の出城となり、後北条氏時代には狼煙台が置かれていたと云われている。『石碑文』