山根館 (やまねだて)
最寄地 秋田県にかほ市院内城前75 2016.8.6
山根館 (やまねだて)
最寄地 秋田県にかほ市院内城前75 2016.8.6
登城ルート(緑線は車道)
大手道・山根館跡の標柱
大手道北側の空堀
主郭・建物礎石
東側土塁
主郭・石塁
山根館跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 禅林寺(表記番地)前の「城前橋」より東に1.8㎞行った油田跡の先に駐車場が用意され、案内板が建てられている[マップコード 231 343 382*10 ](地図)。
西に少し下ると、左手に主郭跡の台地があり、西側に案内模型がある。登ると、建物礎石が一面に置かれ、東側に石塁、東端に土塁が残っている。大手道の北側に空堀が残る。
昭和六十一年(1986年)3月秋田県の史跡に指定された。
【歴史】 山根館は、応仁元年(1467年)仁賀保の祖・大井伯耆守友挙(ちかきよ)が信濃国から入部し、翌年に改修して入城以来、7代挙誠(きよしげ)が慶長七年(1602年)に、常陸国に国替えを命じられるまで、7代135年間にわたり居城した。
挙誠は元和九年(1623年)常陸国から再び出羽塩越城に移っている。