天幕城 (てんばくじょう) (市の史跡)
最寄地 群馬県伊勢崎市磯町326−2 2021.8.12
天幕城 (てんばくじょう) (市の史跡)
最寄地 群馬県伊勢崎市磯町326−2 2021.8.12
東側の旧河道
北側入り口・標柱
2郭
主郭土塁・空堀
主郭・土塁
天幕城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 伊勢崎市磯町の東西約120m南北約400m比高約10mの低丘陵に築かれている。
西側に蕨沢川が流れ、主郭の西から北に逆Ⅼ字形の高土塁がよく残っている。東側の2郭は畑などに利用され、東側山裾に幅20m程の蕨沢川旧河道が弓状に残り、蓮の花が咲き始めていた。
【案内】 家畜農家(表記番地)南に城跡入口があり、そこに駐車スペースがある[マップコード20 837 386*47]。東側の湾曲した道路に沿って蕨沢川旧河道があり、蓮が植えられている。
虎口に説明板が建てられ、北側の郭の南に空堀と土塁が逆Ⅼ字形になって残っている。
平成十六年(2004年)8月10日、伊勢崎市の史跡に指定された。
【歴史】 築城時期など詳細ははっきりしないが、那波氏、その後桐生氏の城となり、武田方の由良氏に攻略された。
天正十二年(1584年)頃に北条氏の城となり、天正十八年(1590年)北条氏の滅亡と共に廃城となった。