村上城 (むらかみじょう) (県の史跡)
所在地 栃木県芳賀郡市貝町市塙3501 2015.1.25
村上城 (むらかみじょう) (県の史跡)
所在地 栃木県芳賀郡市貝町市塙3501 2015.1.25
登城ルート
城跡碑・石段
説明板・神社入口
主郭・梅園
城山権現社・土塁
北東側横堀
西側横堀
村上城 主郭跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【案内・感想】 永徳寺(表記番地)に参詣者用駐車場が設けられている[マップコード39 509 383*75]。石段手前に「村上城跡」の石碑、説明板が建てられている。永徳寺の横に登り口があり説明板が建てられている。
空堀を通って登る。観音山(172m)に築かれた山城で、東西約200m、南北約250mの規模を持つ。主郭は、山頂にあって、東西約40m、南北約85mで不整な三角形状をしており、梅園となり、北に城山権現が祀られている。
主郭は土塁、空堀が廻らされ良く保存されている。主郭と同心円状に山腹に帯状曲輪を配し、東から北に更に曲輪を追加し、土塁、空堀で区切られている。空堀は堀底道となっている。
昭和四十一年(1966年)8月23日、栃木県の史跡に指定された。
【歴史】 古文書によれば、文治三年(1187年)平宗清の守る村上城が落ちたとあることから、築城時期は平安時代末と考えられる。
その後、永和四年(1378年)益子正宗の次男村上新助良藤が築城し、その子則光、光義と3代にわたり、約50年間居城とした。『栃木県教育委員会説明板』より。