綿打館 (わたうちやかた)
所在地 群馬県太田市新田町大根町1000 2024.10.11
綿打館 (わたうちやかた)
所在地 群馬県太田市新田町大根町1000 2024.10.11
山門(右側自販機裏に館跡碑)
館跡碑
大慶寺本堂
ぼたん園
北側空堀(東から)
綿打館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 綿打館跡は大慶寺境内となっており、遺構は少ないが北側に約60mにわたって空堀が残っている。
【案内】 県道315号線に接して「ぼたん寺・大慶寺」の看板があり、駐車場が用意されている[マップコード34 514 241*27]。
朱塗りの特徴的な山門とトイレの間の自販機裏に「綿打太郎入道為氏館跡」の石碑が建てられている。またぼたん園から北に歩くと東西に空堀が見られる。
【歴史】 新田義貞が当主の頃、大館家氏の子・綿打入道太郎為氏の居館である。
綿打氏一族は、新田義貞と共に京都を初め各地で戦い、義貞亡き後も南朝の為各地で戦った。
大慶寺由来によると、明徳五年(1394年)空覚上人を小俣の鶏足寺より迎え、館跡を喜捨し大慶寺を建立した。