吉水陣屋 (よしみずじんや)
所在地 栃木県佐野市吉水駅前1丁目 2021.7.6
吉水陣屋 (よしみずじんや)
所在地 栃木県佐野市吉水駅前1丁目 2021.7.6
新吉水第一公園(西側)
新吉水第一公園・土塁
陣屋石碑
吉水陣屋跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 吉水陣屋跡は新吉水第一公園となっている。遺構は少ないが、東側に加工されているが屈曲した土塁が残っている。南側に自然石の陣屋跡の碑が建てられている。
【案内】 佐野市吉水駅前1丁目にある新吉水第一公園の南側に陣屋の石碑が建てられている[マップコード64 639 356*71]。
【歴史】 徳川家康の重臣として知られる本多正信の嫡男本多正純は、徳川家康に仕え慶長十三年(1608年)に小山藩3万3千石を与えられた。
元和二年(1616年)2万石を加増され5万3千石となり、佐野に築かれていた清水城(吉水城)の一角に吉水陣屋を築いた。
元和五年(1619年)正純は宇都宮藩15万5千石に加増転封となったが、出張陣屋として存続した。
元和八年(1622年)正純は「宇都宮城釣天井事件」によって改易、出羽国由利へ流罪となり、吉水陣屋は廃止された。