大祥寺城 (だいしょうじじょう)
所在地 茨城県つくば市吉沼4033 2018.2.17
大祥寺城 (だいしょうじじょう)
所在地 茨城県つくば市吉沼4033 2018.2.17
登城ルート(緑線は車道)
大祥寺本堂
北側の竹林
空堀
主郭南側
大祥寺城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 小貝川の東、つくば市吉沼の湿地帯にある比高7mほどの台地上に築かれている。
主郭は杉林と竹林となっており、北側の竹林の中に深さ1mほどの空堀が東西に伸びている。
【案内】 つくば市吉沼にある大祥寺(表記番地)の駐車場が利用できる。駐車場の手前に城主を供養するため建てられた親子地蔵がある。本堂の西から北にかけて小高くなった竹林が主郭である。
【歴史】 永正元年(1504年)豊田氏の家臣・原外記(藤原清知)が築城したとされる。天文二年(1533年)に田倉薬師原より大祥寺が現在の地に移された。
文明十五年(1483年)、多賀谷3代基泰(家植)に攻められ落城、原外記父子は自害した。
天正十八年(1590年)多賀谷7代修理大夫重経は供養のため、観世音免・薬師免が寄進した。
江戸時代に入り、村人たちは父子を供養するため、親子地蔵一基を建立したという。