西月ヶ岡遺跡 (にしつきがおかいせき) (国の史跡)
最寄地 北海道根室市西浜町3丁目87 2014.8.9
西月ヶ岡遺跡 (にしつきがおかいせき) (国の史跡)
最寄地 北海道根室市西浜町3丁目87 2014.8.9
説明案内板
遺跡標柱
竪穴住居跡群
西月ヶ岡遺跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 国道44号線(根釧国道)の根室市街に差し掛かる表記番地の西側一帯が遺跡である[マップコード423 517 563*40]。
13.7haの広大な原野が国の史跡に指定されている。入口近くに遺跡標柱、説明案内板が建てられている。
竪穴住居跡の窪地が点在している。
【歴史】 遺跡は、キナトイシ川右岸の標高8~27mの台地上に立地し12~13世紀の擦文時代の集落跡である。
この地域は気候が冷涼なため、土壌が発達しにくいうえ、後世における土地改変が少ないことから、竪穴住居跡の窪みとなって残る景観となっている。
遺跡内には、約350の竪穴があり、台地の縁辺部分の平坦地に分布している。
発掘調査では、擦文土器のほか内耳土鍋や種子が発見されている。
昭和五十一年(1976年)8月28日、国の史跡に指定された