樺崎城 (かばさきじょう)
最寄地 栃木県足利市樺崎町2192 2021.12.4
樺崎城 (かばさきじょう)
最寄地 栃木県足利市樺崎町2192 2021.12.4
登城ルート
峠にある樺崎八幡宮の道標
西側の段郭と城塁
主郭
東側の帯郭と主郭切岸
樺崎城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高130m】
【感想】 足利市樺崎町にある標高約194mの城山に築かれている。
主郭は広く50m四方ほどはあり割と開けているが、周囲にはっきりとした土塁は見られない。南東から北東下段に帯郭が見られる。
【案内】 国道293号線より北に行った足利市樺崎町の表記番地前に駐車できる[マップコード64 660 186*16]。
最初のカーブ地点より谷筋に入り尾根へ行くと、「樺崎八幡宮」の道標がある(地図)。そこから右(北東)へ尾根を登ってゆく。篠竹が多く通路部分にマーキングが点々とつけられている。
最初のピークを越え、再び急な斜面を登ってゆくと城跡に着く(ここは薮化していない)。
主郭は広く、南西に城山の標識が建てられており、東側下段に帯郭が見られる・
【歴史】 15世紀後半には古河公方の勢力下にあった南持宗が城主と伝えられる。文明三年(1471年)山内上杉氏の家臣長尾景信・景人らに攻められ樺崎城は落城、南持宗は討死したという。
天正十二年(1584年)北関東に勢力を伸ばしていた小田原北条氏に攻められた。この時足利長尾氏の家臣秋間弾正が守っていたというが、その後の動向は不明。