村山氏館 (むらやましやかた)
所在地 東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷1129 2022.10.3
村山氏館 (むらやましやかた)
所在地 東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷1129 2022.10.3
福正寺惣門(天明八年築)
村山土佐守一族墓
村山土佐守の立像
村山氏館跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆ 】
【感想】 村山氏居館跡は、遺構が消滅しはっきりしないが、村山氏の菩提寺・福正寺の建っている台地が有力視されている。
【案内】 福正寺(表記番地)の駐車場が利用できる[マップコード23 658 805*77]。観音堂(瑞穂町指定文化財)より北に行った墓地の樹木横に「村山土佐守一族墓」が祀られている(地図)。
また、南東側にある「玉林寺公園」北側に村山土佐守の立像が建てられている(地図)。
【歴史】 武蔵七党の一つ村山党は武蔵国村山郷に住み、村山氏を名乗った平頼任を始祖とする。村山党の一族には、金子氏、宮寺氏、山口氏、仙波氏などがいる。
村山土佐守は中世豪族としての村山氏最後の人物で、殿ヶ谷に居館があったと伝えられる。
この時代の多摩地域は、後北条氏が支配しており、八王子滝山城の北条陸奥守氏照の統治下であったという。『由来文より抜粋』