廿里砦 (とどりとりで)
最寄地 東京都八王子市廿里町48−1 2022.10.2
廿里砦 (とどりとりで)
最寄地 東京都八王子市廿里町48−1 2022.10.2
登城ルート(緑線は車道)
廿里古戦場の説明板
白山神社参道
白山神社奥宮
主郭・石祠
東側尾根の浅い堀切
廿里砦跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高60m】
【感想】 南浅川左岸の標高約246mの山頂に築かれており、2段になった曲輪が残っている。
急拵えのためか、防御施設は少ないが東尾根を下ってゆくと、浅い堀切が辛うじて見られた。
【案内】 国道20号線「両界橋東」交差点より北に行った白山神社参詣用駐車場が利用できる[マップコード23 198 787*74]。
白山神社(表記番地)左側より奥宮への参道があり、2郭に奥宮が建てられ、北に登った主郭には石祠が祀られている。
東麓の「高尾街道」脇に「廿里古戦場跡」の説明板が建てられている[マップコード23 229 031*58](地図)。
【歴史】 永禄十二年(1569年)、碓氷峠を越えて小田原攻撃に向かう武田信玄軍二万が滝山城の北側の拝島に陣を敷き、一方別働隊の小山田信茂隊一千が小仏峠から進入した。
これに対し滝山城主・北条氏照の家臣・横地監物、中山勘解由、布施出羽守らは廿里砦を築き、麓で迎撃したが小山田勢に一蹴された(廿里古戦場)。