諸松城 (もろまつじょう)
最寄地 群馬県藤岡市三波川4201 2020.7.30
諸松城 (もろまつじょう)
最寄地 群馬県藤岡市三波川4201 2020.7.30
登城ルート
ゴミ集積所・廃屋入口(右)
2軒目の廃屋
3郭北の堀切
2郭
主郭・土塁
主郭北1番目の堀切
主郭北2番目の堀切
諸松城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高50m】
【感想】 真下城の西約2.2kmに位置し、三波川に向けて南から伸びた尾根に築かれている。
主郭の北側に土塁、深い堀切がよく残っている。南側の2郭とは地続きで、2郭の南に堀切、3郭が並んでいる。
【案内】 県道177号線より三波川を渡って市道を約1km行った表記番地手前が広く駐車できる[マップコード150 812 521*03]。
そこより少し上ったカーブにゴミ集積所があり、民家(廃屋)への入り口がある(地図)。
放置され笹なども生えているが一応道があり、2軒目の廃屋の先から少し行くと3郭の上に出る。南西に堀切、石宮のある3郭があり、西端に浅い堀切がある。
戻って北に登ると2郭があり、その上に主郭がある。
主郭東側の土塁上に5柱の霊神碑が祀られている。
北郭背後に深い堀切があり、小郭を挟んでさらにもう1条堀切がある。その北は細長い自然地形の平坦地となっている。
【歴史】 一説に平安時代、栗本土佐守義秀により築城されたといわれる。
天文二十一年(1552年)関東管領である平井城主・上杉憲政が北条氏康に攻められ、上野から越後へと逃れたのち、上杉氏家臣の本間佐渡守の居城となり、改修が行われたと云われる。