蛇ヶ崎城 (じゃがさきじょう)
最寄地 岩手県陸前高田市小友町谷地館134 2017.7.9
蛇ヶ崎城 (じゃがさきじょう)
最寄地 岩手県陸前高田市小友町谷地館134 2017.7.9
登城ルート(緑線は車道)
蛇ケ崎園地
園地西側
八幡神社碑裏面の由来
八幡神社
主郭の蛇ケ崎神社
蛇ケ崎海岸
蛇ヶ崎城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 陸前高田市小友町谷地館の太平洋に突き出た小半島にあり、八幡神社 蛇ケ崎神社が建てられており、遺構はほとんど見られない。
八幡神社縁起に、至徳二年(1385年)城主及川道光が二の丸に八幡神社を勧請したと記されている。
【案内】 県道38号線より南にいった表記番地先に「蛇ケ崎園地」駐車場が用意されている[マップコード193 536 457*37](地図)。
途中、震災の爪跡が残り西の海岸付近は防潮堤工事で通行できないため、民家間の細い道を通行する。
八幡神社を含む一帯が2郭、改変されているが園地や、蛇ケ崎神社周辺が主郭と思われる。
【歴史】 築城時期は定かでないが、加美郡宮崎城主・千葉重胤の三男広次によって築かれたと云われる。
戦国時代末期には及川掃部頭重綱が城主であった。天正十八年(1590年)豊臣秀吉の奥州仕置により葛西氏が没落すると、気仙郡は伊達氏の領地となった。及川氏は東磐井郡に移り、蛇ヶ崎城は廃城となった。