下野国庁跡 (しもつけこくちょうあと) (国の史跡)
所在地 栃木県栃木市田村町300 2021.7.19
下野国庁跡 (しもつけこくちょうあと) (国の史跡)
所在地 栃木県栃木市田村町300 2021.7.19
下野国庁跡資料館
宮目神社
前殿
東脇殿(藤棚)
西脇殿(藤棚)
前殿・南東側堀跡
下野国庁跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 思川西の田園に囲まれた平地に築かれ、農村広場の西側にある。宮目(宮野辺)神社の建つ正殿跡の南に前殿が復元され、東脇殿と西脇殿の場所に柱形を利用した藤棚が設営され、堀跡が再現されている。
【案内】 下野国庁跡資料館(表記番地)が北側に建てられ、東側の農村広場北側に駐車できる[マップコード74 454 231*01]。
東西五町(540m)、南北六町(648m)程度の広がりがあったと云われ、正殿跡には宮目(宮野辺)神社が建てられ、南側に前殿が復元されている。
昭和五十七年(1982年)10月12日、国の史跡に指定された。
【歴史】 律令制下(奈良時代・平安時代)の地方統制の国府(役所)として設営された。
発掘調査で延暦十年(791年)頃、焼失したことが分かっている。