友部城 (ともべじょう)
所在地 茨城県日立市十王町友部 2020.4.25
友部城 (ともべじょう)
所在地 茨城県日立市十王町友部 2020.4.25
登城ルート
南の郭・堀切跡
主郭の堀跡
主郭・四阿
東端の堀切
北西の腰郭
友部城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高15m】
【感想】 常磐線「十王駅」の西にある比高15m程の「城の丘公園」となっており、堀切を挟んで2つの郭があったが堀は埋められ一体化している。
南の郭との堀切は通路となっており、西側の通路から切岸が見られる。
東端には元のままの堀切が保存されいる。
【案内】 県道10号線「城の丘」交差点より、城の丘団地に向かう市道横に公園入口がある(地図)[マップコード100 277 816*45]。
また北側の市道横にも入口がある(地図)。
【歴史】 14世紀、常陸国守護となった佐竹氏は岩城氏との領地境界を守るため、十王町友部に小野崎氏を配置した。
友部城は小野崎氏の最初の居城であり、のちに山尾城を築いて移ったが、出城として改修を加えながら使用したと思われる。
天正十八年(1590年)豊臣秀吉の命を受けた小野崎氏は、山尾城を残して、友部城を廃城にしたと思われる。