小幡城 (おばたじょう)
最寄地 茨城県東茨城郡茨城町小幡1953 2016.2.11
小幡城 (おばたじょう)
最寄地 茨城県東茨城郡茨城町小幡1953 2016.2.11
縄張り図
空堀(駐車場)・標柱
2郭跡・土塁
本丸北空堀
本丸虎口・標柱・説明板
本丸跡・井戸跡・土塁
5郭・櫓台
4郭5郭間土橋
土橋北空堀
小幡城 本丸跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【案内・感想】 表記番地の右手に空堀があり駐車場となっている[マップコード239 334 514*23](地図)。城跡標柱、説明板が建てられている。
左側に土塁・空堀(出口付近が表記番地の民家)・2郭と並んでいる(縄張り図の右上)。
空堀を伝って、変形武者走りを抜け、本丸の北側を西に行き、右に登ると5郭の櫓台(スダジイの木)があり、西に5郭、北に6郭が見渡せ、空堀がよく残っている。
戻って空堀を南に行くと4郭5郭を結ぶ土橋が残っている。4郭の先に、2郭との間に3郭がある。
4郭より北に下って登ると、本丸跡があり、虎口に城跡標柱、説明板が建てられている。土塁が周囲によく残り、北側に井戸跡が残っている。
5郭の西の土橋より北に行った高台は折邪(おりひずみ)と呼ばれ、側面の敵に威力を発揮した。
西の大手門のある7郭まであり、二重空堀と組み合わせた堀底道は迷路のように入り組み、往時の防御機能が優れていることを窺わせる。
【歴史】 この城を築いた人物「小幡氏」については、はっきりしないが、下流の鳥羽田氏や海老沢氏と同じ一族であったと考えられている。『茨城町観光協会ホームページ』より。