寺尾茶臼山城 (てらおちゃうすやまじょう) (鷹ノ巣城)
最寄地 群馬県高崎市城山町1-10 2018.1.3
寺尾茶臼山城 (てらおちゃうすやまじょう) (鷹ノ巣城)
最寄地 群馬県高崎市城山町1-10 2018.1.3
登城ルート(緑は2郭)
駐車場・南側斜面
南郭
主郭南郭間の堀切
2郭・土塁(奥が主郭)
横堀・井戸跡・主郭切岸
主郭・土塁
寺尾茶臼山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 城山団地の北にあり、主郭南郭間の堀切は深く見応えがある。東から北にかけて、横堀があり井戸跡・武者走りが残っている。
【案内】 県道71号線「城山団地入口」より左折、東に行った城山団地の北端に削り取られた山が見え、2台分の見学者用駐車場が用意されている[マップコード20 421 522*55](地図) 。
山の斜面に階段が設けられ、上り詰めると南郭がある。その北に堀切を挟んで主郭があり、横堀を挟んで北東に2郭、3郭が並んでいる。
【歴史】 鎌倉時代、里見・山名・新田・世良田(徳川)氏の祖となった源義家の孫・新田義重が居城とした。
南北朝時代、『大河内家文書』によると、城主として新田義貞の弟・脇屋義助の名がある。
室町時代、『新田実録』によると、正長年間(1428年頃)和田小太郎が再興した。
戦国時代、『新田実録』新田実録によると、永禄十一年(1568年)武田信玄が山名城と鷹ノ巣城(寺尾茶臼山城)の間に新城(根小屋城)を築いた。