桜沢砦 (さくらざわとりで)
最寄地 埼玉県大里郡寄居町大字桜沢3821 2020.7.30
桜沢砦 (さくらざわとりで)
最寄地 埼玉県大里郡寄居町大字桜沢3821 2020.7.30
登城ルート(緑線は車道)
登り口・標柱
東側斜面
砦跡
桜沢砦跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高100m】
【感想】 鐘撞堂山から南東に伸びた標高約204mの尾根にある。八幡山と呼ばれ、平坦地が見られるだけで、ひいき目に見ても南側に段差がある程度であった。
グーグルマップの「桜沢砦跡」は北へ下った尾根に位置し、念のため行ってみたが何もなかった。位置がずれているようだ。
【案内】 国道254号線近くの八幡神社鳥居東の道を北に進むと「桜沢公民館」(表記番地)の駐車場が利用できる[マップコード150 744 829*04]。
八幡神社拝殿裏より「八幡山・鐘撞堂山」への遊歩道がある。
【歴史】 史実は不明であるが、北西約2kmの鐘撞堂山の北西尾根続きにある猪俣城との関連が考えられる。
天正十八年(1590年)の豊臣秀吉の小田原征伐で、北条氏の鉢形城攻めの際、前田利家、上杉景勝の軍勢が鉢形城を包囲し、真田昌幸の軍勢は荒川を挟んで対峙した。その際に利用されたといわれる。