前田館 (まえだのたて)
最寄地 宮城県伊具郡丸森町大張大蔵川前84 2020.1.26
前田館 (まえだのたて)
最寄地 宮城県伊具郡丸森町大張大蔵川前84 2020.1.26
登城ルート(緑線は車道)
標柱・登り口
南側の横堀
竪堀状の参道
館跡・祠
北側の張り出し部
前田館跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 丸森町大張川張の標高211mの丘陵に築かれており、北側及び南西側下段に横堀が残っている。
帯郭は伐採樹木の搬出重機が通ったと思われ、かなり変形しているようだ。東方約800mに遠倉館がある。
【案内】 県道105号線の大張郵便局(表記番地)前より南に250m程行き、左折約200m行ったカーブミラー手前に入口標柱が建てられている[マップコード156 036 588*02](地図)。その先の左側が広くなっており、そこに駐車できる。
入口から登り左に折れる所から横堀が伸びている。竪堀のような参道を登ると頂上平坦地に前田館跡の標識が建てられ、祠や大権現の石が祀られている。周囲に帯郭が見られ、北の出っ張りから下ると藪化した横堀が残っている。
【歴史】 永禄八年(1565年)以降に起きた相馬氏と伊達氏の争いの折、馬上11騎、槍鉄砲150人組で守備した伊達政宗方の陣城と推定されている。