札城 (ふだじょう)
最寄地 茨城県鉾田市札1151 2021.8.19
札城 (ふだじょう)
最寄地 茨城県鉾田市札1151 2021.8.19
登城ルート
墓地の裏を左松尾神社・右諏訪神社
主郭松尾神社間の空堀
松尾神社
松尾神社
主郭東の空堀
諏訪神社
札城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 北浦に向けて伸びた台地の先端に築かれている。
松尾神社の南に空堀を挟んで主郭があり、南側鳥居右にも空堀がある。
主郭は草木が生い茂っており、撮影できなかったが、3m程の切岸が見られた。
主郭の東、諏訪神社との間に南北に伸びた2条の空堀が残っている。
【案内】 付近に駐車スペースは少なく、また分かりにくい。国道横のコンビニに停めて歩いたほうが良いかも知れない[マップコード162 590 892*40]。
コンビニの東2番目の道路を南へ200m程行くと、表記番地にスバルの看板がありそこから東に進む(地図)。
70m程東の墓地裏に分岐があり左に登って行くと松尾神社に着く。神社手前の右の台地が主郭と思われる。
また分岐を右に行き次の分岐を左に行き、小屋前を右に行くと堀道に出、堀道を北に行くと諏訪神社に着く(地図)。
主郭と諏訪神社との間に南北に伸びた2条の空堀が残っている。
【歴史】 常陸大掾氏の一族の馬場繁幹が札を所領とし、子・幹高が札氏を名乗ったという。
天正十九年(1591年)佐竹義宣の「南方三十三館仕置き」により、札幹繁は太田城にて誘殺されそうになり、逃れたがその後病死し、札氏は滅亡、札城は廃城となった。