室山城 (むろやまじょう)
最寄地 埼玉県秩父市荒川久那4041 2023.12.1
室山城 (むろやまじょう)
最寄地 埼玉県秩父市荒川久那4041 2023.12.1
登城ルート
浦山ダムから見た室山城
県道のヘアピンカーブから登る
A、B地点の中間の岩場
城塁が見えてきた
2郭下の帯郭
主郭(左)・2郭
主郭
南尾根平坦地(振り返る)
室山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高350m】
【感想】 秩父さくら湖(浦山ダム)東にある標高705.5mの山頂に築かれている。
主郭は30m四方ほどの広さがあり、北側の東西に細長い2郭から構成されており、さらに2郭の北下段に帯郭がよく残っている。南尾根には堀切は見られないが、細長い平坦地が見られる。
比高約350mで、尾根は開けているが斜度が大きく、高齢のせいか息が上がり途中休み休み登って、やっと主郭に着くことが出来た。
【案内】 国道140号線より県道73号線に入り、浦山ダムの「うららぴあ」(表記番地)に向かう。その途中にあるヘアピンカーブから登る[マップコード150 127 511*40](地図)。その手前のカーブミラー付近に駐車した。浦山ダムからは秩父盆地や関東山地の絶景が望め、併せて見学するとよい。
登り口より少し入ると堀状の沢があり、その左の尾根筋を登ってゆくと、尾根続きの主尾根のA地点(地図)に出る。
そこから少し南下すると、岩場があり右斜めに登って岩場の上に出る。ここが最大の難所で、そこからは斜度は急であるが、尾根道が続きB地点(地図)に着く。
さらに延々と登ってゆくと帯郭とその上にある2郭に着く。その上が主郭で三角点が建てられている。
【歴史】 戦国時代、北条氏に仕えた大胡平八郎の居城と云われている。