【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 住宅団地造成で、樹木を伐採された土塁の一部(地図)を残して、削平工事中であった。標識、説明板等は一時仮撤去されているらしい。あと数年もすれば、住宅地となるのだろう。
【歴史】 大和田陣屋は、江戸時代の旗本、伊達房実の居館である。伊達房実はもともと太田氏の家臣であった。
天正十八年(1590年)豊臣秀吉の小田原征伐に際して岩槻城主・太田氏房が小田原城に篭もると、伊達房実は岩槻城に篭城した。
だが奮戦及ばず、岩槻城は落城した。
同年八月、徳川家康の関東入部に伴って伊達房実は、徳川家康に召し抱えられ、旗本となった。
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