村上城 (むらかみじょう) (市の史跡)
所在地 福島県南相馬市小高区村上舘腰/村上前谷地 2023.9.23
村上城 (むらかみじょう) (市の史跡)
所在地 福島県南相馬市小高区村上舘腰/村上前谷地 2023.9.23
登城ルート(緑線は車道)
西側遠景
太平洋側の浸食された断崖
虎口
主郭・ 津波避難地
貴布根神社
貴布根神社・説明板
説明板
村上城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 太平洋に面した標高約24mの台地に築かれ、東西約130m南北約200mの広大な平坦地となっている。西側は川で囲まれ天然の要害となっている。
2011年の東北大震災で、南側の台地下の住宅は流され基礎のみが残っていた。
【案内】 太平洋に面した台地にあり、入口を経て[マップコード260 768 895*03]、津波避難地となった城跡まで車で直接行ける。
本丸跡の北西隅には貴布根神社、説明板が建てられている。
昭和四十一年(1966年)3月31日、南相馬市の史跡に指定された。
【歴史】 慶長元年(1596年)相馬藩主第16代義胤は要害の地と定め、十塁を築き、濠を巡らし殿舎を建てようとした前日、火事が起き山積した材木が灰燼に帰した。
義胤はこれを不吉とし、牛越城を築いて慶長二年(1597年)小高城から移った。『現地説明板』より。