古山城 (こやまじょう) (小山城)
最寄地 栃木県日光市小林2453−2 2016.3.8
古山城 (こやまじょう) (小山城)
最寄地 栃木県日光市小林2453−2 2016.3.8
登城ルート
畦道の北から登る
根古屋跡
3郭・空堀
3郭南・祠・社
2郭東空堀
主郭南堀切
主郭
古山城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高50m】
【案内・感想】 比高約50mの馬蹄形の尾根に連郭式の4つの曲輪と横堀と堀切、土塁がある。
県道62号線「小林」交差点より南に約230m行き、右折すると塩野室(しおのむろ)児童館(表記番地)がある。
児童館駐車場[マップコード132 802 834*14]の先の橋から伸びるクランク状の畦道(作業道)の山側に駐車できる。畦道の北より登る(地図)。
杉林の入口より50mほど行くと、右に直登する道があり、祠のある3郭南に出る。
堀切で区分された3郭があり、西に少し行くと石垣の段に祠、社がある。西に行烏天狗像が2基、石宮、石祠がある。
その西に堀切で区分された2郭があり、西側が少し高くなって土塁がある。北に行くと、最高所の主郭跡は東西20m南北60mほどで、二段になっている。北端は岩場の崖となっている。
戻って、3郭の東に4郭があり、空堀で区分されている。3,4郭の南側に横堀が残っている。横堀の南東から下ってゆくと、広い根古屋跡が杉林の中にある。
【歴史】 詳細な史実は不明。鎌倉時代初期の建暦三年(1213年)五月、和田合戦で北条氏に敗れ、安房へ逃れた和田義盛の三男朝比奈義秀が、最終的に立て籠もった城と云われている。