利員竜貝城 (としかずりゅうがいじょう)
最寄地 茨城県常陸太田市中利員町1609 2020.6.5
利員竜貝城 (としかずりゅうがいじょう)
最寄地 茨城県常陸太田市中利員町1609 2020.6.5
登城ルート(緑線は車道)
木橋へ
南の郭(神社跡)
主郭南東の郭
坂虎口から見た主郭切岸
主郭
北側1条目の堀切
2条目の堀切
離れた3条目の堀切
利員竜貝城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【感想】 常陸太田市中利員町にある標高140mの山頂に主郭があり、南尾根に階段状の郭が並んでいる。
外城までは舗装された道があるが、そこから先は鬱蒼とした山林となり主郭の南半分は草木が茂っている。
北側尾根に3条の堀切が見られたのが、せめてもの救いであった。
【案内】 「グリーンふるさとライン」南側に天満宮入口がある[マップコード47 879 574*55]。そこから北に行くと表記番地先に天満宮の鳥居があり、その前に駐車できる。
天満宮の東に木の橋があり、そこから南の外城まで道が続いている(地図)。
外城は広い山林となっており、尾根の階段状の郭の左に山道がある。
南東の郭の先に坂虎口があり、段郭を経て茨のある斜面を登ると主郭がある。主郭南側は茨などが密生し登れないため、右に一旦下り主郭北側に回り込む。
細長い主郭に北側に2条の堀切があり、尾根の先に堀切がある。その先に広い平坦地がある。
【歴史】 築城時期など不明であるが、佐竹氏に従った石突良通の居城と云われる。
慶長七年(1602年)佐竹義宣が秋田へ国替えとなると、石突氏も移り廃城となった。