片平城 (かたひらじょう)
最寄地 栃木県那須郡那珂川町片平753 2018.7.3
片平城 (かたひらじょう)
最寄地 栃木県那須郡那珂川町片平753 2018.7.3
登城ルート(緑線は車道)
堤防手前の説明板
溜池堤防より入る
片平本城跡の標柱
虎口左の横堀
虎口右の横堀
藪化した主郭(一番開けた所)
片平城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 那珂川町片平の標高約187mの山頂に築かれている。主郭は広いが、放置され笹と草木に埋もれて移動もままならない。南側にも堀などが残っているかもしれない。
【案内】 国道293号線より戸田城の東の長道を約1.9km行き右折して行った常円寺に駐車できる[マップコード529 254 805*13](地図)。
常円寺山門前から西へ行くと説明板が建てられ、その先に溜池があり、その手前の堤防を南に行くと「片平城跡入口」の標柱が建てられている。
山道を谷筋に沿って南に登ると、次第に藪化が激しくなり虎口手前の草木の中に「片平本城跡」の標柱が建てられている。
虎口の左右に横堀が残り、北から西にかけて藪の中に横堀が続いている。北東の尾根にも2条の堀切が残っている。
那賀川町の史跡に指定されている。
【歴史】 那須資隆の第8子八郎義隆が、片田を分知されて堅田氏を名乗り、亀山城を築いた。後に片平へ移り片平城を築いたという。
元亀元年(1570年)二月二十九日、佐竹氏に与した武茂宗綱に攻められ落城したと伝わる。