大宮城 (おおみやじょう)
所在地 栃木県栃木市大宮町1638 2021.7.19
大宮城 (おおみやじょう)
所在地 栃木県栃木市大宮町1638 2021.7.19
登城ルート(緑線は車道)
南城・櫓台
櫓台上の祠群
大宮神社南東の堀跡
大宮神社
神社北西の堀跡
大宮城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 大宮神社が北城で、後年南側に小山氏により築かれた2つの城から構成されている。
畑や空き地で遺構は少ないが、水路となっている堀跡や土塁が点在して見られる。
【案内】 県道44号線より北に行った大宮神社(表記番地)に駐車できる[マップコード74 481 583*71]。
大宮神社の北西から南の「おおみや幼稚園」に堀跡の水路がある。
大宮神社の南東側に堀跡の水路があり、土塁が見られる。
南の道路横に朱鳥居があり、櫓台と思える頂部におおよそ8基の祠が祀られ、畑となった城跡南側の民家裏に土塁が見られる。
【歴史】 築城年代など詳細は不明だが、大宮小太郎が字北城(御城)に大宮城を築いたと云われる。その後、祇園城主小山氏が南側に支城を築いた。
貞享元年(1684年)大老堀田正俊が暗殺されると、家督は嫡男・堀田正仲が継ぎ、次男・堀田正虎に遺領2万石が分知され、大宮藩の陣屋が築かれた。
元禄七年(1694年)福島藩主となっていた堀田正仲が没すると正虎が家督を相続することになって移り、大宮藩は廃藩となった。