乳井古館 (にゅういこだて)
最寄地 青森県弘前市乳井53 2016.6.7
乳井古館 (にゅういこだて)
最寄地 青森県弘前市乳井53 2016.6.7
登城ルート
西側切岸
主郭跡・土塁
壬公園・愛宕神社碑
東側空堀
乳井古館跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【案内・感想】 付近に駐車スペースは少ないが、たまたま廃屋の庭があったので駐車出来た[マップコード323 758 885*77] 。
表記番地より東にコンクリート舗装された農道を200mほど登ってゆくと、右側に台地があり北東側から登る。
約40m四方の古館跡は「壬公園」となり、愛宕神社や東屋が建てられている。西側に土塁が残っており、岩木山が遠く望め、津軽平野が一望できる。
東側に空堀が残り、その東は林檎畑となっているが、郭跡と思われる。
【歴史】 鎌倉時代に当地に入り、南北朝時代は南朝方に属し、北朝方の曽我貞光に攻められた。
天文年間(1532~55年)、乳井玄蕃が乳井城に移ったと云われる。