東根城 (ひがしねじょう) (小田島城)
所在地 山形県東根市本丸南1-1-1 2016.6.10
東根城 (ひがしねじょう) (小田島城)
所在地 山形県東根市本丸南1-1-1 2016.6.10
東根小学校模擬塀
小田島城本丸跡碑
東根の大ケヤキ
龍興寺沼
東根城 本丸跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 本丸跡は、東根小学校(表記番地)の敷地となり[マップコード62 678 587*18] 、樹齢1500年以上とされる大ケヤキがある。
正門横に「小田島城本丸跡」の石碑(地図)があり、模擬塀が建てられている。
本丸の西側が二の丸跡、3の丸跡である。龍興寺沼は堀の一部とされ、公園となっている。
【歴史】 南北朝時代の正平二年(1347年)小田島長義が築城した。
小田島氏がこの地を去ると斯波氏の一族である坂本頼高が城主となり、東根氏を称し7代続いた。
天正十二年(1584年)天童合戦の後は最上義光の支配下に置かれ、里見源左衛門景佐が入城した。 元和八年(1622年)最上氏がお家騒動で改易となり、里見氏は阿波国に流され、蜂須賀氏預かりの身となった。
その後、山県藩の陣屋がおかれたが、寛文元年(1661年)破却となった。