種里城 (たねさとじょう) (国の史跡)
所在地 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町種里町大柳103 2014.8.2
種里城 (たねさとじょう) (国の史跡)
所在地 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町種里町大柳103 2014.8.2
種里城址碑・登り口
光信公の館(有料)
平面復元主殿跡・光信公の館(有料)
光信公之像
光信公廟所
種里城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【案内・感想】 種里城址史跡公園休憩所(表記番地)の前に種里城址碑と登り口がある[マップコード492 425 257*71]。
中央に光信公の館が建てられ有料(300円)で公開されている。その西に「光信公之像」が建てられ、北の比高30mの高所に主殿跡が平面復元されている。北西の下ったところに柵で囲まれた光信公御廟所があり、一つの石が置かれている。
昭和六十年(1985年)「津軽氏城跡」として、種里城跡が国の史跡に追加指定された。
【歴史】 延徳三年(1491年)安東氏に備えて、久慈より種里に入部した大浦光信によって築城された。
文亀二年(1502年)、大浦城を築き、子の大浦盛信を置き、後に大浦城を本拠としたため、使用されなくなった。
大永六年(1526年)に死去、享年六十七歳。死後、盛信によって種里城北にあった長勝寺(廃寺)に祭られた。江戸時代に入り、種里城は聖地として保存されたが、明治に入って遺構が破壊されてしまった。