古河公方館 (こがくぼうやかた) (鴻巣御所)(こうのすごしょ)
最寄地 茨城県古河市鴻巣399‐1 2013.12.29
古河公方館 (こがくぼうやかた) (鴻巣御所)(こうのすごしょ)
最寄地 茨城県古河市鴻巣399‐1 2013.12.29
古河公方館跡碑
2曲輪跡・民家園
主郭
西側対岸より1曲輪
古河公方館 1曲輪跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 国道354号線「鴻巣」交差点より南に300m行き、右折し、分離帯のある道を行った「古河総合公園」(表記番地)[マップコード45 609 740*28]に駐車場が用意されている。
南西の御所沼と呼ばれる沼に舌状に突き出た台地にあり、東の外郭その西の2曲輪、1曲輪と並ぶ。2曲輪と西の1曲輪は空堀で区画され石碑、説明板(地図)が建てられている。
2曲輪には民家園などがある。1曲輪は散策路になり周囲は堀となって西端に鉄の橋が架かっている。釣り人があちらこちらに見られた。
【歴史】 享徳四年(1455年)享徳の乱の際、初代古河公方足利成氏により、古河城本丸とは1km位離れている鴻巣の御所沼の半島に連郭式館が築かれた。
天正十八年(1590年)豊富秀吉により、最後の古河公方足利義氏(義氏は天正10年に没)の娘である氏姫は古河城を立ち退かされ、鴻巣御所に移り以後氏姫の居館となる。
寛永七年(1630年)氏姫の孫尊信が下野国喜連川に移ったのちは、時宗十念寺の寺域となった。