江泉館 (ごういずみたて)
最寄地 福島県岩瀬郡鏡石町深内町168 2020.5.24
江泉館 (ごういずみたて)
最寄地 福島県岩瀬郡鏡石町深内町168 2020.5.24
登城ルート
説明板
標柱・登り口
切通し
下段の帯郭
上段の帯郭
主郭虎口・土塁
江泉館跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 鏡石町深内町の標高275.1mの山頂に築かれており、主郭の虎口や南斜面に2段の帯郭が見られる。
町の史跡に指定されているが、主郭一帯は竹林となっており、殊に主郭は矢竹の猛烈な藪となり踏み込めなかった。
【案内】 国道118号線の北を通る旧道に面して、表記番地角に標柱と説明板が建てられている[マップコード61 371 685*62](地図)。民家の間を北に行くと堀道があり、竹がうず高く積まれており、左に登ると石塔群がある。背後を左斜めに登ってゆくと、2段の帯郭があり、主郭虎口に着く。
昭和六十年(1985年)3月28日、鏡石町の史跡に指定された。
【歴史】 築城時期は不明だが、稲村に所在する二階堂氏の居城稲村館(新城館・稲村御所館)の南東を固める城として築かれ、館主は深内藤内(白河風土記)とも、二階堂氏の一族浜尾氏(須賀川市史)とも云われる。