松尾城 (まつおじょう) (太田城)
所在地 千葉県山武市松尾町松尾175 2014.1.22
松尾城 (まつおじょう) (太田城)
所在地 千葉県山武市松尾町松尾175 2014.1.22
説明板
汐見坂と胸壁
松尾藩公庁跡碑
土塁
北西の土塁
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 国道126号線の西北の丘陵に位置し、知事公舎跡に建てられた松尾中学校(昭和三十四年・1959年開校)のグランド南崖の前に、「汐見坂と胸壁」の看板が建てられている(地図)。
松尾自動車教習所(表記番地)の入口に土塁(地図)が保存されコース内の緑地に「松尾藩公庁跡」の石碑が建てられている。
城跡南端に昭和四十五年(1970年)松尾高校が移転してきた。
【歴史】 明治二年(1869年)遠江国掛川藩主太田資美(太田道灌の子孫)はこの地に所替えになり、同年十一月に藩庁と知事公舎が完成した。
城主の松尾藩主太田資美の旧領であった掛川城の別名に由来する。函館・龍岡の五稜郭と同じ西洋風の三稜郭で、藩庁と知事邸が分離された城であった。
明治七年(1874年)廃藩置県で十一月木更津県と合併し築城は中止、廃城となった。