薄倉城 (すすきくらじょう) (中城・四方の砦)
最寄地 群馬県利根郡みなかみ町須川1686 2019.3.24
薄倉城 (すすきくらじょう) (中城・四方の砦)
最寄地 群馬県利根郡みなかみ町須川1686 2019.3.24
登城ルート(緑線は車道)
土蔵の横を進む
3郭
3郭2郭間の空堀
主郭2郭間の空堀
主郭切岸
3郭外郭間の堀
薄倉城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 みなかみ町須川の東に向けて2股になって伸びた台地先端に築かれた崖端城となっている。
南側の台地の東から、主郭、2郭、3郭と3つの郭が並んでいる。竹藪となっており歩きにくく、南側の谷に近い方を歩いてゆくと、切岸や2つの空堀が見られる。
【案内】 「道の駅たくみの里」の須川宿を通り、須川宿の外れを左折し約1.2km行った、表記番地西の道路が広くなり、そこに駐車できる [183 722 170*12](地図)。
土蔵の横を東に行くと、墓地がありその前に広がるウッドチップを敷いた所が3郭で、その東に少し下がって2郭がある。南側に空堀の残欠が見られる。
更に東に竹藪があり、たまたまユンボで藪がなぎ倒されて通れたが、東に主郭がある。主郭と2郭の間に空堀があるが、藪化しており、ほんのわずか垣間見えた。
北側に谷で隔てて外郭が東西に伸びている。外郭東端部は治山事業のプレハブなどが建っていた。
【歴史】 築城年代は定かではないが、天正十年(1582年)三月、須川の地侍衆が薄倉城に立て籠り、北条氏方の中山九兵衛を大将とする中山城の軍勢と戦ったという。