柏原城 (かしわばらじょう)
所在地 群馬県吾妻郡東吾妻町岡崎321−1 2019.2.3
柏原城 (かしわばらじょう)
所在地 群馬県吾妻郡東吾妻町岡崎321−1 2019.2.3
本丸・二の丸跡
神社
神社より見た温泉施設
柏原城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 吾妻川に伸びた台地先端にあり、東側は沼尾川の断崖となっている。遺構は消滅している。
以前、県道35号線を通った時、東側の断崖など城址の雰囲気があったが、温泉看板前を通り過ぎてしまった。今回訪れてその時の印象を思い出したが、云われてみなければ、分からない城である。
【案内】 県道35号線「岡崎」交差点西より北に行くと、「根古屋乃湯」(表記番地)があり、二の丸・本丸跡がその敷地となっている [マップコード183 158 229*24]。
岡崎交差点の北付近は上信自動車道の工事中であった。
【歴史】 大永年間(1521~28年)、白井城主・長尾景春により築かれたと云われる。
戦国時代、武田氏の支配下に置かれ植栗河内が守っていたが、天正元年(1573年)武田信玄が死去すると、長尾憲景は柏原城を攻め植栗河内を追い出した。
天正八年(1580年)、真田氏の配下であった岩櫃城代海野幸光が攻略したが、天正十七年(1589年)には再び白井長尾勢に奪還された。