樋爪館 (ひづめだて/ひづめのたち) (比爪館) (町の史跡)
最寄地 岩手県紫波郡紫波町南日詰箱清水189 2017.4.23
樋爪館 (ひづめだて/ひづめのたち) (比爪館) (町の史跡)
最寄地 岩手県紫波郡紫波町南日詰箱清水189 2017.4.23
赤石小学校
説明案内板
薬師神社東一帯
箱清水石卒塔婆群
五郎沼
樋爪館跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 五郎沼の北、薬師神社(表記番地)から赤石小学校にかけての一帯が舘跡とされるが遺構は無い。
【案内】 国道4号線より西に約150m行った赤石小学校北東角に説明板が建てられている[マップコード81 110 844*84](地図)。
館の南側は五郎沼に接し、東は国道4号線に接する。発掘調査の結果、沼のある南をのぞく三方は幅10m前後、深さ1.5m前後の大溝で囲われていたことが判明している。
昭和五十三年(1989年)3月25日、紫波町の史跡に指定された。
【歴史】 奥州藤原清衡の子清綱の流れをくむ樋爪(比爪)太郎俊衡・五郎季衡兄弟の居館跡である。出土遺物の年代から、12世紀初めから後半まで存続したとされる。
文治五年(1189年)、源頼朝の奥州藤原攻めに伴って館も攻められ、比爪俊衡らの一族は館を焼き払い北走した。(「吾妻鏡」)。