寺尾城 (てらおじょう)
最寄地 埼玉県秩父市寺尾3170 2024.6.9
寺尾城 (てらおじょう)
最寄地 埼玉県秩父市寺尾3170 2024.6.9
民家南の通路
虎口・堀切
堀切
小社・主郭
主郭・寺尾大明神
東端の崖
寺尾城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 荒川左岸の三方を崖に囲まれた細長い台地先端に築かれ、西側の基部に空堀が残っている。
土塁上には小社が安置され、東西に細長い主郭には寺尾大明神が祀られている。主郭周囲は切り立った崖の天然の要害である。
【案内】 県道72号線より表記番地に向かうと、大木のある三叉路があり路肩が広くそこに駐車した[マップコード150 339 012*23](地図)。
城跡は表記番地の東側にあるので、お住まいの方に断るとよい。母屋の南から道があり、生け垣の切れ目を過ぎると間もなく堀切・土塁が見えてくる。
【歴史】 大野満穂著の『秩父志』によると、「鉢形城家士の内に寺尾彦三郎なる者あり、此地つづき一町ばかり北に寺尾明神の祠を有せり」と伝えられ、寺尾氏の城と考えられる。