陣ヶ峯城 (じんがみねじょう) (国の史跡)
所在地 福島県河沼郡会津坂下町宇内五目1101 2013.11.9
陣ヶ峯城 (じんがみねじょう) (国の史跡)
所在地 福島県河沼郡会津坂下町宇内五目1101 2013.11.9
説明板
土橋・川西公民館
本曲輪
西側の空堀
空堀(南続き)
陣ヶ峯城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道336号線に沿い割烹旅館「松林閣」前の交差点の北約50mに入口がある[マップコード97 637 016*12]。
入口近く、土橋、土塁と空堀が確認できる。本曲輪は柿畑になっている。
「川西公民館」(表記番地)が建っているが、国の史跡に無届で建築された為、まったがかかり使用されていないようだ(土地の人の話)。公民館の壁面に説明案内板が掲示されて入る。
【発掘調査】 また地元では「ジョウノシロ」と呼ばれ、平成十四年度から発掘調査が行われ、その結果、城跡は台形状で段丘崖の東側以外は二重の堀が廻らされていた。
北側から主殿と思しき大型掘立柱建物跡が検出され、中国製白磁、高麗青磁、カワラケ、鏡、馬具等が多数出土した。
平成十九年(2007年)7月26日、国の史跡に指定された。
【歴史】 一帯は平安時代末期に摂関家領の会津蜷河荘であったことが確認されており、永久二年(1114年)藤原忠実が所領していた。伝承では越後の城助職(しろすけもと)によって造られた。