高橋館 (たかはしだて)
所在地 青森県三戸郡南部町高橋横舘2 2018.4.21
高橋館 (たかはしだて)
所在地 青森県三戸郡南部町高橋横舘2 2018.4.21
説明板
南側の空堀
高橋集会所
駐車場南
北側の空堀
高橋館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 馬淵川左岸の細長い台地に築かれており、南北約200m東西約50mの規模だったという。
集会所の北は墓地になり、南に空堀が残っている。南側は植林されそのうち入ることも出来ないかもしれない。
【案内】 国道104号線の「高橋バス停」横に「高橋集会所入口」の看板がある[マップコード346 452 788*43]。そこより北に行くと間もなく南側の空堀がある。
高橋集会所(表記番地)の駐車場が利用でき、入り口に説明板が建てられている。
【歴史】 築城年代は明らかでないが、『三戸館持支配帳』に「八戸高橋館二百石高橋駿河」と記され、この地を領した高橋氏の居館であった。
天正十九年(1591年)九戸城主九戸政実が反乱を起こすと、高橋駿河は南部信直に与した。
高橋駿河は高橋館を出て苫米地館に入り、九戸氏に味方した櫛引城主櫛引清長に攻められたが、苫米地因幡と共に勇戦し櫛引方を敗走させたといわれる。