石尊山城 (せきそんさんじょう)
所在地 栃木県足利市名草中町/田島町 2022.12.25
石尊山城 (せきそんさんじょう)
所在地 栃木県足利市名草中町/田島町 2022.12.25
登城ルート
林道始点・建物右より
砂防ダム左のフエンス扉
名草城との分岐鞍部
最初のピーク・90度右へ
石祠・主郭虎口
主郭・標識
西側帯郭
石尊山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高160m】
【感想】 名草城の南尾根続きにある標高約244mの石尊山に築かれている。市内西方にも同名の石尊山がある。
期待しないで登ったが、北側の竪堀や虎口状地形、主郭東側の土塁、西から南にかけて帯郭がよく残っていた。主郭中央を南北に背骨のような土塁があり、東側の土塁上には石祠が3基祀られている。
林道終点から鞍部までが苦労するが、尾根は開けており歩き易かった。
【案内】 県道208号線に面した「金蔵院」(表記番地)南にある八坂神社に駐車できる[マップコード34 807 209*68]。
南の民家前から西に行くと、名草川に架かる「殿入橋」があり、約150m西の「YKK」の看板のある廃屋の先から荒れた林道始点がある(地図)。5m程薮化しているがその先は明瞭な林道となり、しばらく進むと砂防ダム南に獣除けフエンス扉があり、300m程行った終点から沢を渡って右側に山道が続いている(所々にピンクのマーキングあり)。鞍部が見え斜めに登って鞍部に出る。
尾根の鞍部(地図)から最初のピークに登り、広くて迷いやすいが90度右に曲がるようにして尾根に下り、再度登って600m程歩くと城跡に着く。
【歴史】 足利長尾氏の城と考えられるが、史料がないので詳細は不明。