根戸城 (ねどじょう)
所在地 千葉県我孫子市根戸1347−1 2021.8.20
根戸城 (ねどじょう)
所在地 千葉県我孫子市根戸1347−1 2021.8.20
測量図
ここからフエンス横を登る
2郭西の空堀
2郭・土塁
主郭2郭間の空堀
右(南)の空堀
主郭東の土塁
根戸城跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【感想】 手賀沼に注ぐ大堀川河口の北にある台地南端に築かれており、隣接した土塁囲みの2つの郭から構成されている。
民有地であり、草刈りなど手入れされ空堀や土塁の保存状態は良い。
【案内】 東側の「根戸城址通り」の歩道擁壁に説明板が掲示されている[マップコード18 134 232*62]。「手賀沼フアーム」の駐車場を寸借した。
「手賀沼フアーム」の看板のある民家から登るとすぐ北にあるが、小屋横を通らねばならず、西側50m付近から登った。
フエンス右を登って行くと尾根部に着き、右に折り返すと「金塚古墳」がある。
東に30mほど行くと空堀を巡らせた2郭、主郭がある。
【歴史】 16世紀の北総地区は、北条氏方の高城氏(松戸市小金城)とそれに敵対する梁田氏(野田市関宿城)や相馬氏(守谷市守谷城)が争っていた。
『千葉縣東葛飾郡誌』には、相馬胤村次郎左衛門の三男・根戸三郎胤光の居城と紹介され、その後太田道灌の改築を経たことを述べている。