大丸城 (おおまるじょう)
最寄地 東京都稲城市大丸3016 2015.4.22
大丸城 (おおまるじょう)
最寄地 東京都稲城市大丸3016 2015.4.22
説明板
説明板
出土品・城跡全体図
大丸城跡説明板(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 都道9号線(府中街道)と都道41号線(川崎街道)の交差点を南に約100mを、左折してすぐ、表記番地向に説明板が建てられている[マップコード2 824 243*21]。
昭和61年発掘時の航空写真、図面によると、説明板のある位置より南に50m、比高25mの地点に主郭があった。現在は宅地となっている。
【発掘調査】 発掘調査の結果、主郭上には小建物跡と柵列跡があり、主郭の周りには深さ2~3mの空堀と土塁状の腰郭(2郭)が巡っていた。
この結果、見張り台程度の規模の山城で、南北朝時代から戦国時代(14世紀~16世紀)に使われたことが明らかとなった。市内に築かれた小沢城(矢野口)、長沼城(東長沼)とほぼ同時期の山城である。『稲城市教育委員会説明板』より。