高館城 (たかだてじょう)
最寄地 茨城県常陸大宮市上小瀬2583−1 2020.6.5
高館城 (たかだてじょう)
最寄地 茨城県常陸大宮市上小瀬2583−1 2020.6.5
登城ルート(緑線は車道)
標柱
舗装道終点の登り口
尾根右側の道
南側の段郭
堀切・主郭切岸
主郭・神社
北東の堀切・横堀
高館城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高100m】
【感想】 小瀬城と緒川を挟んだ北東約1km余に位置する、標高229.1mの高館山に築かれている。
南北に細長い主郭は緩斜面で、西側に帯郭、北東側斜面に堀切とそれに続く横堀があり、南東斜面に堀切に続く竪堀がよく残っている。
南側は緩斜面の段郭が2段ほど見られた。
【案内】 県道163号線より表記番地に向かう手前に城跡標柱が建てられており[マップコード222 114 830*57]、集落南の舗装道終点に駐車できる(地図)。
そこから直進し堀道を登り、南側尾根で北東に折り返すと、左に尾根稜線が見え、その右の道を登ってゆくと尾根が終わる付近に浅い堀がある(地図)。
そこより道の方には行かず、左の尾根に上がり、北東へ登ると、間もなく2段ほどの郭があり、更に登ると主郭南の堀切に着く。
その上が主郭で南北に細長く、やや傾斜しており、神社の後方に三角点がある。
南東側斜面に竪堀があり帯郭を北に行くと、北東側に横堀や堀切が見られる。
一方西側の5m程下に樹木が多いが帯郭が残っている。
【歴史】 築城時期など不明だが、佐竹氏の庶流であった小瀬氏の初期の居城と云われる。