柏原城 (かしわばらじょう) (城山砦・上杉砦) (市の史跡)
最寄地 埼玉県狭山市柏原3161‐49 2013.11.2 2020.7.7
登城ルート
説明板
南側入口
主郭2郭間の空堀
本郭・虎口土塁
空堀(西側)
空堀(北側)
2郭・堀跡
城山稲荷
柏原城 本郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 入間川の西400m位の河岸段丘の上にある。すぐ東に西武狭山ニュータウンがあり、南側入口に説明板、標識が建てられている(地図)。
西側の県道260号線から入った方が、未舗装ながら道幅も広い[マップコード5 754 764*73]。約150m南東に行くと駐車スペースがある。
北東に土塁、空堀で囲われた本郭、南西に城山稲荷が祀られた二の郭、三の郭と並んでいる。
小規模な城の割に、遺構の保存状態はよい。特に北側の空堀は深く、道路横に外側土塁も残っている。
昭和四十八年(1973年)3月1日、狭山市の史跡に指定された。
【歴史】 天文六年(1537年)七月に北条氏康の手に落ちた川越城を奪還すべく、天文十四年(1545年)九月から半年位、山内上杉憲政が陣を敷いたといわれる。
天文十五年(1546年)四月、山内・扇谷上杉・古河公方の三連合軍が北条氏に敗れた「河越城の戦い」の後は、おそらく北条方に移ったと思われる。『狭山市教育委員会説明板』より。
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