鷹巣城 (たかのすじょう) (鷹之巣城)
最寄地 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷442 2016.1.16
鷹巣城 (たかのすじょう) (鷹之巣城)
最寄地 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷442 2016.1.16
登城ルート
湯坂路入口
湯坂路
主郭・堀跡
主郭・説明板
説明板
二郭・土塁
北側虎口
鷹巣城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【案内・感想】 国道1号線を「たきのや」(表記番地)より約1km箱根方面へ登ったカーブ左に湯坂路(鎌倉古道)入口がある[マップコード57 186 166*08](地図)。湯坂路を40mほど入ると駐車スペースがある。
車止めより、湯坂路を約800m北に行った標高834m比高約40m鷹之巣山頂上に主郭がある。
主郭には休憩ベンチの横に説明板が建てられている。西の杉林の中に二段になった二郭があり、土塁跡が散見できる。
湯坂路はハイキングコースとなっており、鷹巣城を越え30分で浅間山に着く。箱根湯本(地図)からも湯坂城を経て浅間山に通じている(浅間山迄130分)。
【歴史】 北条氏は足柄峠を越える道と箱根を越える道に夫々、足柄城と鷹之巣城をおいた。番城(本城の直属の城で城主をおかないこと)であり、鷹之巣城もその一つだった。
天正十八年(1590年)の小田原の役において、三月下旬には秀吉軍は箱根山に入ったと思われ、このとき秀吉に従って参陣した徳川家康もこの城に滞在したという記録がある。しかし城跡については位置、規模など不明な点が多い。『現地説明板』より。