細井城 (ほそいじょう)
所在地 栃木県栃木市都賀町家中2726 2018.1.7
細井城 (ほそいじょう)
所在地 栃木県栃木市都賀町家中2726 2018.1.7
光明寺本堂
境内北東の土塁
光明寺北側の堀・土橋
光明寺西側空堀・土塁
市立家中小学校
細井城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 光明寺の周囲に高さ3mほどの土塁が残り、北から西側にかけて空堀がよく残っている。
北側に空堀・虎口があり、その外側に空堀跡が見られ、2重空堀となっている。北東側の堀は多少埋められ砂利道となっているようだ。
土塁の竹林が伐採され見やすくなっていたが、竹が堀に捨てられて残念であった。
【案内】 県道296号線に面して光明寺(表記番地)があり、参道横に駐車できる[マップコード74 601 888*41]。
空堀で隔てて、北西の外郭には市立家中小学校が建てられている。
【歴史】 弘治年間(1555~58年)小山氏の一族・細井駿河守光明によって築かれたと云われる。
その後まもなく、永禄三年(1560年)、壬生城主・壬生義雄に攻められ落城、廃城となった。
細井城の跡地に、細井光明の菩提を弔うために光明寺が建立されたという。