田地ヶ岡館 (でんじがおかだて) (殿地ヶ岡館・国司館)
所在地 福島県二本松市塩沢町1丁目238−1 2018.7.3
田地ヶ岡館 (でんじがおかだて) (殿地ヶ岡館・国司館)
所在地 福島県二本松市塩沢町1丁目238−1 2018.7.3
館趾碑・土塁
塩沢小学校
体育館横の土塁
北西側空堀・土塁
田地ヶ岡館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 阿武隈川に注ぐ油井川右岸の台地に築かれている。塩沢小学校敷地となり遺構は少ないが、切岸や北西側に土塁、空堀が40mほど残っている。また南東の交差点付近に土塁が30mほど残っている。
【案内】 塩沢小学校(表記番地)南側道路に沿って土塁があり、ここに館趾碑や案内板(外されていた)が建てられている[マップコード129 696 256*42]。
また小学校のプール北側に切岸が見られ、北西の体育館裏側には大きな土塁と空堀が平行して残っている。
【歴史】 暦応三年(1340年)室町幕府より奥州探題に任ぜられた畠山高国が塩沢・田地ヶ岡に最初に居を構え、地名を二本松と改称した。
畠山氏7代当主・二本松満泰が応永二十一年(1414年)白旗ノ峰に二本松城を築城し、移るまで田地ヶ岡館に居住した。