チャルコロフィナチャシ (1号・2号) (面崖式)(根室半島チャシ跡群)(国の史跡)(日本100名城1)
最寄地 北海道根室市温根沼10 2017.7.13
チャルコロフィナチャシ (1号・2号) (面崖式)(根室半島チャシ跡群)(国の史跡)(日本100名城1)
最寄地 北海道根室市温根沼10 2017.7.13
登城ルート
民家左横より下る
遠景・説明板が見える
標柱と説明案内板
標柱
1号チャシの壕・平坦部
1号チャシの壕・平坦部
2号チャシ遠景
2号チャシの壕と平坦部
2号チャシの壕と平坦部
チャルコロフィナ1号チャシ跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 根室市温根沼の根室湾を臨む海岸台地上にあるチャシで、根室半島チャシ跡群の一つ。
どこもそうだが、隈笹が密生し辿り着くのに足を取られ苦労する。また堀も1mほどの深さがあるが、隈笹や草で埋まっている。グーグルマップで見るとはっきりわかるのだが!。
【案内】 道道780号線と国道44号線の交差点より北に国道を約170m行く[マップコード423 391 642*11](地図)。
民家(無住)前に駐車し、徒歩にて民家左より150mほど海岸に下ってゆくと、説明板と標柱が建てられている。その背後に約20mの方形の1号チャシ跡がある(地図)。壕が残っているが、隈笹に覆われている。
南に規模の大きな50m四方の三重の堀と南北約70m東西約15mの長方形の壕で構成される2号チャシがある(地図)。隈笹ではっきりしないが、壕は1mくらいの深さがある。
北海道では500カ所ほどのチャシ跡が確認され、根室市内には32ヶ所が残り、内24ヶ所が「根室半島チャシ跡群」として、昭和五十八年(1983年)4月26日、国の史跡に指定された。
平成十八年(2006年)4月6日、「根室半島チャシ跡群」として日本100名城(1番)に選定された。