中野城 (なかのじょう)
所在地 千葉県千葉市若葉区中野町699 2016.1.3
中野城 (なかのじょう)
所在地 千葉県千葉市若葉区中野町699 2016.1.3
本城寺山門
本城寺・城址碑
土塁・空堀
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 千葉東金道路「中野IC」より国道129号線を約1km行き「中野インター入口」交差点を右折、国道126号線を約100m行くと本城寺(中野城跡)の案内標識が建てられている[マップコード27 287 210*77](地図)。
右折して250mほど行くと本城寺(表記番地)駐車場がある。山門を入った正面に城跡碑(昭和56年2月)が建てられ、本堂の北に土塁と空堀が残っている。
【歴史】 文明年間(1469~87年)原氏の客将・遠江国の酒井小太郎定隆により築城された。
定隆は夙に信仰篤く、日泰上人に帰依し、仁政を布き勢威次第に四囲に及んだ。長享元年(1487年)原氏と組み畠山氏の土気城を攻め落とした。長享二年(1488年)土気城を再興して移った。
同年上人との約に従い、令して領内七里の間ことごとく法華宗に改めた。翌延徳元年(1489年)上人を請じて一寺を創建し、長秀山本城寺と号した。
泰師堂に開基日泰上人を祀る。「お茶の井」は当時の井戸である。『城跡碑文』より。