高幡城 (たかはたじょう)
最寄地 東京都日野市高幡733 2015.4.22
高幡城 (たかはたじょう)
最寄地 東京都日野市高幡733 2015.4.22
登城ルート
土方歳三の像
3、2郭間堀切
2郭入口・説明板
説明板
2郭
堀切・主郭
高幡城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【案内・感想】 高幡不動尊 金剛寺(表記番地)に新選組副長「土方歳三」の像が建てられている。そこより南の遊歩道を登った所に3郭、堀切、2郭と並び、最高所に主郭がある。
2郭と少し髙い主郭の間に堀切がある(かなり埋まっている)。周囲には周回道路があり、南西に腰郭があり西の山につながっている。都立多摩丘陵自然公園となっている。
【歴史】 この城に関する史料は少なく、江戸時代、裏山の麓が「根小屋」と呼ばれていた事しか分かっていない『新編武蔵国風土記稿』。
享徳四年(1455年)一月、立河原合戦(関東公方足利成氏と関東管領山内上杉氏・扇谷上杉氏の戦い)で敗れた上杉憲秋は高幡不動まで逃れて自刃している。
すでにこの頃、高幡城は存在しており、永正元年(1504年)第二次立河原合戦で、付近で戦いがあったことから、その拠点に使用された可能性が指摘されている『日本城郭大系』。